前回の番外編でWifiのみのiPadminiをカーナビにする方法やらを記事にしました。
本当に結構使えて便利ですが、今回GoogleがマップアプリをiPad用にバージョンアップしたので、早速試してみました。
オンライン地図の場合は、ある程度の通信速度を維持できる契約をしないとナビ地図として使う事が出来なかったこと、通信が切れたら使えなくなるという懸念から、前回ではオフラインで使えるNAVICOになったわけです。
そういう意味では通信速度が遅くてもオンラインで使えるマップで、通信が切れない範囲を移動するなら無料の地図が使えるのは非常に助かります。
特に詳細図に関してはGoogleマップは信用できますしね。
今回の機材
前回同様ですが、まずはGPSレシーバーが必要です。
これはNAVICOでも使用してるXGPS150を使います。
後はモバイル通信ですが、プロバイダーはDTI ServersMan SIM 3G 100です。
月額500円で128 100Kbpsにて常時接続可能な契約となります。
ブラウザでGoogleマップを見るのは、ちょっと時間がかかる感じの通信速度です。
とにかく試してみる。
iPadminiに新しいGoogleマップのアプリをインストールし、車にセット。
GPSレシーバーをオンにして、モバイルルーターをオンにし、iPadminiで接続を確認し、Googleマップアプリを起動。
ちゃんと現在地がでてきます。
少し走行してみると、ちゃんとトレースしています。
Googleマップのアプリ的にはナビ機能はベータ版となってますが、それも試しました。綺麗にトレースします。
懸念だった通信速度による地図そのものの読み込み延滞も感じません。
ブラウザを使った場合は追っていくのが厳しかったので、やはり専用アプリは伊達じゃないって事でしょうか。
試しにGPSレシーバーの電源を落とすと、いきなり迷います。
XGPS150使えてるってことですね。
通信を遮断すると、地図が進まず同じ位置にずっといることになります。
マップを航空写真にすると、まったく地図が出てこなくなります。通信速度を考えれば当然なので、これは許容範囲。
結論として
以上の事から、多少通信速度がチープな機材でも通信圏内ならば、結構使えることがわかりました。
詳細が必要な密集地域では通信圏外になることは、ほぼありえないと思われるので、地方都市や都心では、Googleマップアプリでのナビはコストパフォーマンスが高いと思います。
様々な場所に行くような人は、通信圏外であることや、通信が使えない状況(モバイル機器のバッテリー切れや節約)を想定すると、オフラインでも安心して使えるNAVICOなどが良いのかもしれません。
必要性や機能も踏まえて使い分けができるといいですね。
個人的にはGPSレシーバーが使えるのが助かりました。